秋の夜長に読みたいホラー・ミステリー背筋がゾクッとする本を紹介します。ホロヴィッツ ホラーアンソニー・ホロヴィッツ/作田中 奈津子/訳講談社「これから話す物語は、おれの全く知らない男の死から始まる——」中高生を主人公とした9つの短編集。所蔵館:中央館過ぎる十七の春小野 不由美/著KADOKAWA/角川文庫従兄弟同士の直樹と隆は、十七歳の誕生日を迎えようとしていた。例年通り、隆の家を訪れた直樹と典子兄妹。だが、心優しい隆の目は昏く変わっていた。「あの女が、迎えに来る」と、毎夜、中庭を訪れる異端のものの気配・・・。所蔵館:中央館秋雨物語貴志 祐介/著KADOKAWAこの世のものとは思えない、絶望の4つの連作集。所蔵館:中央館 高尾野館彼女はそこにいる織守 きょうや/著KADOKAWA母と共に庭付きの一軒家へ引っ越してきた中学生の茜里。妹の面倒を見ながら、新しい学校に馴染んでゆく茜里だが、家の中で奇妙なことが起こり始める。人が居つかない家、というものは存在する—。所蔵館:中央館最恐の幽霊屋敷大島 清昭/著KADOKAWA「最恐の幽霊屋敷」という触れ込みで、貸し出されている一軒家がある——。幽霊を信じない探偵・獏田夢久(ばくためめひさ)は、屋敷で相次ぐ不審死の調査を頼まれる。そこで待ち受ける恐怖とは・・・。所蔵館:中央館闇祓(やみはら)辻村 深月/著KADOKAWAクラス委員長の原野澪は、転校生の白石要をクラスになじめるように親切にする。そんな彼女に要は不審な行動をとっていいく。恐怖を覚えた澪は憧れの先輩・神原一太に助けを求める。所蔵館:中央館 高尾野館ヨモツイクサ知念 実希人/著双葉社「黄泉の森には絶対に入ってはならない」北海道旭川に≪黄泉の森≫と呼ばれ、アイヌの人々が恐れてきた禁域があった。その禁域を大手ホテル会社が開発しようとするのだが、作業員が行方不明になってしまう。所蔵館:中央館