2023年11月のおすすすめ本

ハラヘリ読書

宮田 ナノ/著 KADOKAWA 様々な小説やエッセイに登場するたべものを、食いしん坊の作者独自の目線でユーモアを交えて描かれています。遠い存在だった文豪や、物語の登場人物たちが、いつの間にか身近に感じられるコミックエッセイです。
秋といえば読書・・・・・・もいいけどやっぱり食欲の秋・・・かな?

シーリングスタンプの楽しみ方

SE編集部/編
ATELIER EMY宮地恵美/監修
翔泳社


近頃は100円ショップでも見られるようになったシーリングスタンプの、基本的な使い方からお店の情報・オシャレなアレンジ方法まで紹介しています。


一つ一つの形が違うのも手作りならでは。秋の夜長にゆったりと一押ししてみてはいかがでしょうか?

朝ラク 冷凍サンドウィッチ

田村 つぼみ/著
実業之日本社


 サンドイッチを作って冷凍しておいて、前日の夜に冷凍庫から出す。朝起きたら自然解凍でそのまま食べられるサンドイッチの作り方が書かれているレシピ本です。


 3月13日と11月3日は「サンドイッチデー」です。
 3月13日は、数字の間に1を挟んでいることから「サンド・1(いち)」。11月3日は、サンドイッチ考案者とされるイギリスの第4代サンドイッチ伯爵「ジョン・モンタギュー」の誕生日にあたるためです。
 片手で手軽に食べられるサンドイッチは、世界中で愛され、日本でもおにぎりに並ぶ軽食の定番として人気があります。

目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

川内 有緒/著 
集英社インターナショナル/出版


 美術館が好きな全盲の白鳥さん。友人の誘いにより彼と美術鑑賞をすることになった筆者は、正しい情報をうまく伝えることよりも面白いこと・大切なことが見えてきて――?
 「ほかの誰にもなれない」私たちが、同じ場でアートを見て語る・不思議に思う・笑うということ。白鳥さんとの鑑賞を通して、様々な角度から「生きる」ことへの気づきを記したノンフィクションの本です。

27000冊ガーデン

大崎 梢/著
双葉社


 物語は神奈川県立高校に勤める学校司書が、図書室に本を納品する書店員とともに生徒が巻き込まれた事件の謎を解いていく短編集です。最近の話題作や過去の話題作など多くの本が登場します。

夜空に浮かぶ欠けた月たち

窪  美澄/著
KADOKAWA  


 東京の片隅にあるとあるメンタルクリニックと近くの喫茶店を舞台にした連作短編集。
 精神科医の夫・旬とカウンセラーの妻・さおり夫婦、喫茶店主・純の元には様々な事情を抱えた人々が訪れます。人々の疲れた心に温かく寄り添う彼らでしたが、実はとある過去があり…

二番目の悪者

林 木林/著
庄野 ナホコ/絵
小さい書房


 金のライオンは王様になりたかった。しかし、優しい銀のライオンが、次の王様候補だという噂を聞き、銀のライオンの悪い噂を広めていく・・・。

人の噂はもちろん、日常生活の一部になってきているSNS(ソーシャルネットワークサービス)。こちらは便利なツールですが、その分、デマが多く流れてきます。真偽を確かめず、思わず人を傷つけてしまう現代社会になりつつあります。
 この機会に読んで考えてみてはいかがでしょうか。

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